動物写真を楽しもう~壺齋散人の生命賛歌
HOMEブログ本館東京を描くあひるの絵本美術批評フランス文学 万葉集プロフィールBBS


羊とヤギのあいの子



写真(PAから)は、メスの羊と彼女が生んだばかりの子ども。アイルランドの牧場で生まれた。牧場主のパディ・マーフィーさんが産婆役を勤めてとりあげたそうだが、羊の子なのに真っ黒なのに先ず驚いたそうだ。驚きはそれにとどまらなかった、よく見ると、色が黒いほかに、足が長いし、頭には小さな角が生えている。羊の子にしては、あまりにもおかしい。どうしたことだろう。

よくよく考えているうちに、この羊がある日野生の黒ヤギと交尾していたことを思い出した。その時には、あまり気にかけなかったが、おそらくその時の交尾によって妊娠し、この子を産んだに違いない、と思うようになった。

羊とヤギはどちらもウシ科の生き物で、遺伝的には共通するところもあるが、違うところも多い。したがって交配しても順調な結果に結びつくことは珍しく、多くの場合には死産に終わるという。このように無事生まれてくる例は非常に珍しいとのことだ。

マーフィーさんは、牧場のほかにパブも経営しているが、パブの客の中ではこの不思議なあいの子の話題で盛り上がっているそうだ。マーフィーさんとしては、パブの客たちを相手に、このあいの子の名前をつけるコンペを実施し、その収益を慈善事業に寄付したい意向だという。いまのところ候補に挙がっているのは、Geep あるいは Shoat といったところのようだ。







HOME|次へ






作者:壺齋散人(引地博信) All Rights Reserved (C) 2012-2014
このサイトは、作者のブログ「壺齋閑話」の一部を編集したものである