動物写真を楽しもう〜壺齋散人の生命賛歌
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九官鳥に罵られた男が飼い主を訴える



九官鳥に罵られた男が飼い主を訴えた、こんな記事を読んで思わずふき出してしまった。その九官鳥は、男の顔を見るたびに、「このほら吹きの間抜け野郎」と罵っていたというのだ。それに対して男は、痛く自尊心を傷つけられ、怒りの矛先を飼い主に向けたというわけだ。

ことの発端をいうと、九官鳥のおしゃべりがうるさいと思った男が警察に苦情を申し立てたことにある、これを飼い主が根に持って、九官鳥に男を罵倒するよう仕向けたのだ。最近台北で起きたことだ。

ご存知のように、九官鳥は、どんな言葉でも覚えるし、また人の物まねをするのがうまい。飼い主はその能力を利用して、男への復讐を果たしたのだろう。

男から訴えられた飼い主は、そんな言葉を教えた覚えはないといって、男の主張を嘲笑った。しかし、九官鳥が自分からそんな言葉を発明するわけはないから、飼い主が教えたことは否定できないはずだ。争いは泥沼化するかもしれない。(上の写真はAFP提供)







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