動物写真を楽しもう~壺齋散人の生命賛歌 |
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ハチドリの仲間は鳥の中でももっとも小さいことで知られる。マメハチドリに至っては、全長が6cm、体重は2gしかない。ブンブンと蜂のような音をたてて、ホバリングしながら、花の蜜を吸う。その姿や習性が蜂によく似ているため、ハチドリと名付けられたわけだ。英語ではハミング・バードという。 蜜を吸うときは花びらにとまった方が効率的なはずだが、ハチドリのように小さな鳥でも、やはり花びらに安定的に停まることはできない。そこで彼らは、ヘリコプターのように空中にホバリングしながら、花の蜜を吸うわけなのだ。 それ故、クチバシは体長に比べて非常に長い。そのクチバシを広げると、写真(ナショナル・ジオグラフィックから)のように、賑やかな模様が現れる。 これはオスがメスに求愛しているところなのだ。 |
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