動物写真を楽しもう〜壺齋散人の生命賛歌 |
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オオアナコンダ(Green Anaconda)は地上最大のヘビ。写真に写っているのは、これまで目撃されたなかで最も大きな個体で、体長は8.8メートル、体重は227キロ、胴回りは30センチというから、それこそ恐竜なみの大きさだ。 同じ仲間のニシキヘビには、体長が9メートルを超えるものもあるが、体重を考慮に入れれば、このオオアナコンダが、一番迫力がある。メスの方がオスよりも一回り大きい。 オオアナコンダの生息地はアマゾンやオリノコ川流域の湖沼地帯。肉食性で、イノシシ、カピバラ、カイマンなどを襲って食う。時にはその巨大な顎を全開させて、ジャガーを一飲みすることもある。いったん大きな動物を呑み込むと、何か月も食べなくていられる。 メスは一時に二つ乃至三つの卵を産む。生まれてくるヒナは、すでに60センチほどの大きさになっているというから驚きだ。 |
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